特殊清掃 費用

孤独死や事故などの何らかの理由によって長時間遺体が見つからなかった現場や、自殺や殺人などによって遺体が発見された現場を、回復させる特殊清掃という仕事があります。近年急増している孤独死や事故物件を清掃する特殊清掃という仕事が存在します。

遺品整理士という資格を持った業者が良いと言われていますが、2017年度の時点では資格取得者が2万人と少なく、なかなか見つけることができない可能性もあります。さらに、一般の不用品買取業者や清掃業者の中には、不用品を不法投棄してしまう業者や、腐敗した遺体のあった現場に慣れておらず、清掃作業が中途半端に終了してしまうといったトラブルも多く存在します

多くのトラブルの中でも最も気を付けたいのが、料金に関するトラブルです。相場を知らない方々や、卑劣ともいえる手口で後から高額な料金を提示してくる業者などが絶えず存在し、多くの方が被害に遭っています。特殊清掃の作業は、大きく分けて、消臭や汚れ落とし、害虫駆除、リフォーム、などに分類されます。遺品整理のみの依頼の場合や、遺体発見までの日数が遅く、長い消臭作業が必要な場合など、状況に合わせて料金は変動するので、これといった相場を出すのはとても難しいです。今回は、一式の作業を行った場合の料金を中心に紹介していきます。

特殊清掃の料金は、間取りよって大きく左右され、相場は1Rの場合は4万円~6万程度、1戸建ての場合は100万円以上になる場合もあります。料金がここまで変わる理由としては、人件費と作業にかかる時間による影響がとても大きいです。1Rの場合、必要な人員は基本的に1人~2人で、作業に必要な時間は2時間程度である物件が多いですが、1戸建てや部屋数の多いマンションに見られる4LDK以上の物件となると、必要な人員は4~10人となり、必要な時間は10時間以上かかることが多くなります。この相場を見ると、特殊清掃の料金で最も費用がかかるのは人件費だということが分かりますね。人件費に加えて、特殊清掃には多くの作業があり、これら一つ一つの工程にも相場が決まっています。物件を実際に見たうえで、必要な作業や人員を考え料金を算出するため、かなり多くの例が存在しますが、安くなる場合と高くなる場合の例を紹介します。

まず、特殊清掃の費用が安くなる場合です。特殊清掃において最も費用が掛かるのは人件費と作業時間なので、これらを短縮することのできる、きれいで狭い部屋が安くなる例です。1Rで部屋のものが少なく、遺品も残さず捨ててしまっても良いという場合には料金が安くなり、3万円程度で清掃をする業者もあります。

逆に、料金が高くなってしまう物件の特徴としては、ロフト付きの部屋などの変わった部屋構造をしている部屋や、ゴミ屋敷となってしまっている物件が挙げられます。ロフトは非常に片づけが困難ですし、狭いため人が多く入ることができないため、時間が無駄にかかってしまいますし、ゴミ屋敷となってしまっている物件は狭くても多くの人員や害虫駆除などを徹底的に行う必要があります。あるゴミ屋敷となってしまった1Kロフト付きマンションの特殊清掃は、1Kにも関わらず100万円近くの料金が発生したようです。
料金を考えると、ゴミを掃除することや特殊な構造の部屋に対応することのむずかしさがよくわかりますね。

特殊清掃の費用について紹介してきました。相場は数万円から数十万円と様々です。法外な料金を請求する悪徳業者も多く存在するため、依頼する物件は相場がどの程度なのかをよく調べてから依頼をしましょう。