孤独死や事故などの何らかの理由によって長時間遺体が見つからなかった現場や、自殺や殺人などによって遺体が発見された現場を、回復させる特殊清掃という仕事があります。近年急増している孤独死や事故物件を清掃する特殊清掃の仕事は、まだ普及しきっていないのが実態です。業者の中には、特殊清掃を専門とする業者や、通常の不用品回収業者、清掃業者が存在しており、ごく一部の業者は仕事が不完全である場合や、法外な料金を請求してくる場合があります。

では、どのような業者を選べば、みなさんがそのような悪徳業者の被害に遭わずに済むのでしょうか。今回は悪徳業者と良い業者を比較しながら、業者の選び方を紹介していきます。

遺品整理士の資格が生まれ、料金や分別をしての処分やリサイクルなど、正しく業務を行うプロ遺品整理士として活動することができるようになりました。この資格が生まれるまでは、孤独死を中心とした事故物件と呼ばれる物件を清掃するのは一般の不用品回収業者や清掃業者でした。ですが、一般の不用品回収業者の中には悪徳の業者も存在し、不用品を回収し不法投棄してしまう場合や、法外な料金を請求する業者、また清掃業者の中には、腐敗した遺体があった部屋の正装に慣れておらず、不完全な作業で終了してしまうといった、あまり質は高くありませんでした。

遺品整理士の資格が生まれたことにより、そのような業者が減り、健全で顧客が安心して依頼することのできる業者が増えました。しかし、遺品整理士を取得しなければならないという法的拘束力はありません。2017年には資格の取得者が2万人を超え、今後も増えていくと予想されますが、取得するかどうかは自分次第です。しかし、顧客の信用を得るという目的では、取得することで損はないですし、ご遺族の気持ちをより理解し、故人を供養することもできます。

2点目に重視するポイントは、料金の表示の仕方についてです。今から紹介する例を見て、あなたはどちらの業者が安心するでしょう。

A社 6畳間の1Rの場合、一律10,000円
B社 6畳間の1Rの場合、フローリング張替え7,000円、害虫駆除3,000円、計10,000円

どちらも料金は同じですが、表示の仕方が異なります。A社の場合、料金はかなり見やすいですが、料金の詳細が載っていません。B社の場合は、最終的にはどの料金なのかが少しわかりにくいですが、料金の内訳が詳細に書かれています。
選ぶのが楽なのはA社ですが、料金が詳細に書かれているB社のほうが、安心感が大きいですよね。一律料金で設定している会社は、詳細を書いていないため不当に金銭を取っている可能性があります。なので、B社のように細かい料金をしっかりと提示している会社を選びましょう。また、作業前にはしっかりと見積もり表を貰い、その料金で確定であることを確認しましょう。口では安値での料金を話していても、作業後にいろいろな理由を付けて高額な料金を請求してくる業者は少なくありません。相場を知らずに依頼すると、相手の話を基準に考えてしまい、不当な料金であっても疑うことなく払ってしまう場合もありますので、十分に注意してください。

悪徳業者と良い業者の不覚や、業者の選び方について2つの方法を紹介しました。遺品整理士の資格を持っているスタッフの多い業者は、料金の詳細もしっかりと載せいている業者が多いです。